古代史勉強会について
私たち「もっと自分の町を知ろう」が、2024年6月から2年10カ月にわたって開催してきた「古代史講座」。そのご指導をいただいていたのが、理論経済学者・久留米大学名誉教授の大矢野栄次先生でした。
古事記、日本書紀、万葉集の緻密な文献分析に、経済学者としての「流通・経済」の視点、そして自らの足で歩く「史跡踏査」を掛け合わせる――。その類まれなる手法で「九州王朝論」の謎に迫る大矢野先生の講義は、常に新鮮な驚きに満ちていました。
2026年3月22日。先生は佐賀県富士町にて、「千木が語りかける佐賀古代史」ツアー企画で、神武天皇ゆかりの神社群等を会員17名に直接ご案内くださり、「九州王朝」の痕跡を熱っぽく解説してくださいました。我々がその余韻に浸っていた翌日、先生は急逝されました。まるでご自身の集大成を我々に託すかのような、あまりにも突然のお別れでした。
しかし、学びの火が消えることはありません。有志一同は先生の熱き遺志を受け継ぎ、この古代史勉強会を継続してまいります。
本コーナーは、その歩みの中で生まれた資料や成果物を会員の皆様に限定公開する特別な場所です。先生が愛し、我々に託した「古代史のロマンと謎解き」の世界へ、ぜひ足を踏み入れてみてください。
世話人:廣崎 豊、小坂 啓史、岡崎 篤嗣、永井 宏治