8月18日(日)に浦辺登新装版出版記念講演開催
![](https://media.toriaez.jp/y3686/2.jpg)
13年前、旧著『霊園から見た近代日本』が出た。この頃、世の中の視線は東日本大震災での被災地に向いていた。しかし、平成23年(2011)6月19日付朝日新聞全国版に荒俣宏氏(博物学研究家、小説家)の書評として紹介されたことで注目を浴びた。(末尾に掲載)
新聞に紹介されて数日後、玉利斉(三島由紀夫にボディビルをレッスンした人)から、「これで玄洋社は(マスコミ)解禁だ!」と電話をいただいた。さらに、「これから10年、じっと世の中を見てみろ、絶対変わるから・・・」そう自信をもって言われた。
事実、GHQによって解散を命じられた「右翼団体」、テロ集団との定義付けに変化が生じた。玉利斉の予言は当たったのだ。
その発端となった旧著は在庫切れとなり、増刷を求める声が版元や著者あてに届くようになった。そこで今回、新装版として再刊をした次第。玄洋社が近代化をどのように乗り切ってきたかを俯瞰していただきたい。
浦辺 登
Amazonから購入できます(左の「Amazon」をクリック)
【講師紹介】
古代史:大矢野栄次プロフィール
久留米大学名誉教授。東京大学大学院博士課程修了(経済学博士)。専門は国際経済学、国際貿易論、経済発展論等。eco japan cup 2011で「グリーン・ニューディール優秀低減」を受賞。長年、独自の視点で古代史を研究し、全国公演多数。古代史関係の著書『経済学で紐解く日本の歴史 上・下』、『邪馬台国・うきは市説』等多数。
近現代史:浦辺登プロフィール
幕末、近現代史の研究者、書評家。福岡大学卒。一般社団法人もっと自分の町を知ろう会長。福岡を近現代史研究の中心に置き、思わぬ人と人の繋がりから近代日本の盲点や謎を紐解いている。特に玄洋社については日本でも数少ないの研究者の一人。主な著書、『明治4年久留米藩難事件』弦書房、『維新秘話福岡』花乱社、 『玄洋社とは何者か』弦書房 等多数
6月講座
日 時:2024年6月15日(土)13:00~16:30
場 所:ももちパレス会議室(地下鉄藤崎駅)早良区百道2-3-15
第1部:大矢野栄次の古代史講座 13:00~
「仲哀天皇と神功皇后」
第2部:浦辺登の近現代史講座 15:00~
「悲運の宰相・廣田弘毅」
7月講座
日 時:2024年7月20日(土)13:00~16:30
場 所:ももちパレス会議室(地下鉄藤崎駅)早良区百道2-3-15
第1部:大矢野栄次の古代史講座 13:00~
「神功皇后と武内宿禰-弊立神社と大善寺玉垂宮」
第2部:浦辺登の近現代史講座 15:00~
「アジア近代演劇の祖・川上音二郎」
受講料 (各講座)
2講座受講: 会員2千円、一般3千円
1講座受講: 会員千円、一般2千円